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テルマエ・ロマエ全巻をお得に安く読む方法
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テルマエ・ロマエの概要
あらすじ
突然現代日本の銭湯にタイムスリップしてしまい……!?
すべての“風呂”は、“ローマ”に通ず。「マンガ大賞2010」と「第14回手塚治虫文化賞短編賞」をW受賞、実写映画（主演：阿部寛）も記録的な大ヒットとなった超ベストセラー・爆笑コミック！ 紀元前128年、第14代皇帝ハドリアヌスが統治し、かつてない活気に溢れているローマ。すべてに斬新さが求められるこの時代、古き良き浴場を愛する設計技師のルシウス・モデストゥスは、生真面目すぎる性格が時代の変化に合わず、職を失ってしまう。落ち込むルシウスは友人に誘われた公衆浴場から、突然現代日本の銭湯にタイムスリップしてしまい……!?
引用元：https://ebookjapan.yahoo.co.jp/books/124818/
感想
20代女性
古代ローマに絶対いただろうと思わせる風貌の男性が描かれているその表紙絵にまず強く惹かれたため読み始めてみたのですが、やはり個人的には作画の細やかさとリアルさがドンピシャで大好きでした。古代ローマを生きる風呂設計技師の主人公ルシウスがお風呂を通じて現代日本にタイムスリップするというその逆タイムスリップのストーリー設定がユニークすぎるし、最高に面白かったです。とにかく内容が濃いし知識が満載に詰め込まれていて、読んでいるだけで学べることが多くある作品で、作者のリサーチ力には大感心させられました。そしてまた、仕事に行き詰まるたびに銭湯や温泉街、温水プール施設などに足を運びしっかり刺激を受けて帰っていくルシウス自身が感じていたであろう爽快感と満足感が、読者にもしっかりと伝わってくるのです。ものすごく真面目で誠実なルシウスですが、言動が全てギャグっぽくなってしまうのもまたクスッと笑える楽しい要素です。全体的に気に入ったシーンはたくさんありましたが、個人的には特に温泉街におけるラーメン屋を舞台に繰り広げられる場面が大好きです。映画作品を見たことがあるという人でまだ漫画を読んでいない人は、ぜひより濃い「テルマエ・ロマエ」を堪能して欲しいです。
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20代男性
いつも何気なくあるお風呂の歴史とタイムスリップが合わさったとても面白い作品です！この作品の主な舞台は日本になるのですが、主人公はなんと古代ローマ人！お風呂の設計士である主人公はなんとか満足できるお風呂を作ろうと考えていると、ひょんなことから現代日本にタイムスリップしてしまう！というのが主なあらすじです。全体的には古代ローマと日本を行き来するストーリーなのですが、日本では当たり前となっているコーヒー牛乳やシャンプーハットを見た主人公が衝撃を受けるシーンにはいつも笑わせられてしまいます。それだけではなく、日本での舞台はお風呂のショールームだったり、樽のお風呂やお風呂のテーマパーク等さまざまなシーンが出てくるので、視覚も全然飽きません。なにより、古代ローマではどのようなお風呂事情があったのか、それを主人公はどう解決したのか？というのも勉強になるポイントかと思われます。そしてストーリーが進めば進むほど、古代ローマと日本での人間関係であったり、主人公自体の恋物語等も描かれていくため、ただのコメディでは終わらせないのがとても面白い作品だと思います。アニメ化も実写映画化もされた話題の作品ですので、是非とも一度呼んでいただきたい作品です！
30代女性
テルマエ・ロマエは、ハドリアヌス帝時代のローマの風呂技師、ルシウスが現代日本の銭湯やお風呂のショールーム、スーパー銭湯、片田舎の温泉宿とタイムスリップしながら、ローマの風呂文化を無双していくお話ですが、ローマ帝国時代のローマ人の風呂好きっぷりが、日本人のそれと通じるものがあって、時にコミカル、時にシリアスな話を挟みながらお話も転換するので、途中で飽きることもなく楽しめる話です。地上波でアニメの放送の他、顔のホリ重視で阿部寛さん主演の実写版が出た時には「ローマ人よりローマ人！！そしてかっこいい」と思いましたが、漫画版のルシウスは、かっこいいと言うよりは、ヘタレ度合いが可愛いです。奥さんには逃げられ、ハドリアヌス帝他、クライアントからは無理難題をお願いされ、ローマ時代に生きる「Theサラリーマン」な雰囲気が堪らなく面白く、繰り返し読んでしまいます。また、作者のヤマザキマリ先生が取材旅行をして書いた背景もとても臨場感があってちょっとした小旅行をしたような気分を味わえます。また、タイムスリップ先の日本で古代ローマ研究に明るいさつき（ディアナ）との掛け合いも面白く、ついには奥手なルシウスがさつきを好きだと思い至るシーンは「ルシウス、良かったねぇぇぇ」と思ってしまいました。現在はNetflixで「テルマエ・ロマエノヴァエ」も放映されており、マンガ、地上波アニメ、実写版とはまた違うストーリーを楽しめたり、ヤマザキマリ先生が草津を旅するロケの話もあって、原作の漫画を見れてない人もNetflixに入っているなら、チラ見してみるのもいいかと思います。とても面白いです。
30代女性
面白すぎ（笑） 古代ローマ人の浴場文化と日本のお風呂の伝統とがこうも結びついてしまうとは！ その斬新な発想と次々と結び付けられてしまう古代と現代のお風呂事情に脱帽です。現代日本が過去の日本と結びつく作品は数あれど、古代ローマ人が現代日本に、しかもお風呂からお風呂へ限定でタイムスリップしちゃった･･････って、なにその超限定的なタイムスリップ能力はっ！？（笑） 斬新すぎて、ＳＦなのかファンタジーなのか、ギャグなのか、歴史物なのかすらわからない（笑） しかも、これほど斬新な発想から始まる漫画なのに、現代日本でも古代ローマ人の主人公はきちんとラテン語のまま押し通す所は、漫画特有のご都合主義に甘えることなく、その上で冷静に現代日本のお風呂文化や様式美を読み取っていくという妙に地に足のついた安定感を見せる（笑） 日本人でも今まで気付かなかったような日本の伝統の良さや、古代ローマ人であるが故に生まれる勘違いや行き違いも含めて、妙に面白おかしい珍道中が巻き起こる･･････んだけど、なんだかんだと言いながらも、大体が、お湯につかればそれでいいのだ！ 的な超ご都合主義的な解決に終わるので、本当かよ！？ 古代ローマって本当にそうなの！？ と思って、逆に古代ローマが気になって、いや、逆に心配になって仕方がなくなってしまう。くそう、これはきっと何かの罠に違いない。ていうか、本当にそれでいいのか、古代ローマ人達よ（笑） とはいえ、お風呂事情を通じて彼の眼から見た現代日本は現代の外国人から見た日本にも多少は通じているような気もする。物語が進むにつれて、ルシウス（主人公の古代ローマ人）がだんだんと日本文化（彼の中では『日本文化』という認識はなく『平たい顔族の国』としか認識はないのだが）を理解していくほど、ゆくゆくは「ダーリンは外国人」路線へと漫画の方向性が突き進んでいくのでは？ と、最近の展開を見ているとなんとなく思えてきたりもする････・とにかく、今後の展開に期待！
20代男性
映画版で興味があって漫画も読破しました。タイムスリップを題材にした漫画は星の数あれどそれと銭湯を組み合わせることによって独特のポジションにあるのはさすがだと思います。中世ローマを丁寧に描いており、それと現代日本のお風呂文化との対比がうまくできていると思いました。そうした点はきっと作者の丹念な取材の成果だと思えるのでさすがだと思います。また、ルシウスの現代の銭湯をうまくローマで再現しようとする工夫には脱帽してしまい次は何を持って帰ってくるのと思ってワクワクしてページをめくってしまいました。一番好きなのはルシウスです。変人ではありますが自身の職業に対して真摯に向き合ってより良いものを作り出していこうとするのはまさに「職人」です。そういったところが、日本文化と相性が良かったのではないかと勝手に考察していました。そういった性格が祟って奥さんに逃げられてしまいかわいそうだと思っていました。本人はあまり気にしていなさそうですが（笑）最後、さつきと結婚して子宝に恵まれた時はハッピーエンドに終わってよかったと思いました。さつきも時代を乗り越えてまでもルシウスと共に生きようという覚悟は壮絶だと思いました。
40代男性
阿部寛の主演映画のテルマエロマエ。こちらの映画として有名になったテルマエロマエですが元はと言えば漫画が原作だというところはあまり注目されていない事実であります。阿部寛の裸体とその肉体から有名になったこの映画ですが、実際のところはやはりこの阿部寛のおかげで大ヒットしたのであります。元はといえば読み切り連載でさほど長く連載されるとは思っていなかったこともあり、作者の感想からもあるようにそれほど長く描くことは考えられていなかった漫画なんですが、思わぬところから宝くじに当たったような漫画なのです。古代ローマと日本をつなぐそのお風呂という共通項を通じて描いていて銭湯を様々な角度から見れて、しかもそういった史実を含めて日本の銭湯の素晴らしさを改めて再確認できる漫画なのです。しかしながら昨今での物価高、燃料高の影響を受けて銭湯代もばかにはならない値段になってきています。確実に庶民の味方であったはずである銭湯も物価高や燃料費高騰の打撃を受けてしまい最近は庶民の味方ではなく一つのレジャーとして楽しみにされている状況であり、レジャー化してきている銭湯がレジャーとしての確固たる地位を成立しつつあるというところに日本人のこの生活スタイルの低下というものを感じることができるのです。
40代女性
この漫画を読んで、まず、時代が古代ローマなことに興味を惹かれました。ローマといえば、長く続いた文明、という位は知っていましたが、そんなに詳しくは知らなかった世界なので、読めば読むほど、世界観に引き込まれてわくわくしながら読み進めることができました。主人公が、日本の文化に触れては、いろいろな発想をして、ローマの世界に活かすところは、面白いなと感じました。意外と工夫すれば、古代でも今の文化を再現できるんだ、と思いました。ただし、とても大変そうでした。今の文化で当たり前のようにしていることが、とても貴重なことに思えて日本に生まれて良かったなと思いました。また、日本とローマも、お風呂好きなど意外に近いところがあるのかな、と感じさせる場面もありました。主人公自身の周囲の人間関係や、環境も、読み進める事に変わっていき、ずっと同じ場面ではない新鮮さも良かったです。主人公の家族の事では、同情の気持ちで一杯でしたし、主人公が幸せになってくれるといいな、と感じました。また、日本のお風呂文化もまだまだ知らないことがあるんだな、という勉強にもなりました。異国人の視点から見た日本のお風呂、銭湯は、温泉は新たに学び直せる所もあり、様々な場所を新しい視点で見返すことができて良かったです。
40代男性
劇場版がきっかけで、原作も読み始めました。劇場版は原作の面白い部分をつぎはぎして、独自の展開でまとめあげてましたが、原作を読んでいると、劇場版の次回作はココのネタを盛り込んでくるのかな？と楽しんで読んでいました。原作は原作ならではの終わらせ方でケリをつけましたが、何だか急に話をまとめ上げてしまった印象もあります。無理に話を引き伸ばして駄作にしてしまうよりマシなのも理解してますが。ただ、その辺は作者も理解しているようで、外伝で辻褄を合わせる予定らしいから、楽しみが増えました。とりあえず、この風呂漫画は最高ｗ
30代男性
面白いです。 ただ他の方の言う通り、ゲラゲラではないです。ドキドキワクワクとププな面白さです。 先ずはドキドキワクワク。 主人公は古代ローマ人で、古代ローマで難問を突きつけられ→異世界でヒントや手本を得て→古代ローマに戻って問題に取り組む …のですが…。 これがどう解決するんだろうとドキドキします。 そして未来の知識を使って過去の民衆をあっと驚かせ、見事難問を解決する。 これが小気味良く、ワクワクしました。 更に、この異世界と言うのが現代日本の、シワシワヨイヨイなおじいちゃんの家『風呂』だったり、ヒント(の1つ)がじいちゃんのシャンプーハットだったり。 トボケた笑いがポツポツ仕掛けられていて、ププｯとなりました。 逆に残念なのは、40話後半位からか、話がかなり間延びして、趣が若干変わる事です。 以上参考になれたでしょうか。 同じ利用者同士、助け合いたいものですが、`ツボ”や`気に入らない”所、`感受性”は人それぞれ。よく検討してみて下さい。
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